土地を購入して戸建てを建てる計画をしている方なら、「スケルトン・インフィル」という言葉を耳にすることがあるのではないでしょうか。
ライフスタイルの変化に対応しやすいスケルトン・インフィルは、今、日本でも注目を集めつつある工法です。
今回は、スケルトン・インフィルとは何なのかを、メリットとともにご紹介します。
土地を購入するならチェック！スケルトン・インフィルとは？
「スケルトン」は構造躯体、「インフィル」は内装や設備のことを指します。
「スケルトン・インフィル」とは、構造躯体と内装・設備を別々に作ってから組み合わせる工法のことです。
日本にスケルトン・インフィルの考え方が入ってきてまだ20年程度ですが、海外ではもっと前からこの工法で住宅が建てられていました。
柱や梁などの構造躯体に比べ、内装や設備は早く劣化します。
そのため、構造躯体に問題がなくても、内装や設備が寿命を迎えたタイミングで家を建て替えるケースがほとんどです。
スケルトン・インフィルの場合、問題のない構造躯体はそのまま残し、寿命を迎えた内装や設備だけをリフォームできます。
つまり、寿命の長い構造躯体と寿命の短い内装・設備を別々に考え、その2つを組み合わせれば、長く住める家を手に入れられるのです。
もちろん、内装や設備は古くなれば新しく交換するため、いつまでも不便を感じることなく快適に暮らせます。
土地を購入するならチェック！スケルトン・インフィルのメリット
スケルトン・インフィルのメリットは、ライフスタイルの変化に対応しやすいことです。
家を建ててから10年、20年と経過すれば、子どもが成長して個室が必要になったり、体が不自由になって今のままでは暮らしにくくなったりすることもあるでしょう。
そういった変化に応じて間取りを変更しやすいのが、スケルトン・インフィルの特徴です。
また、内装や設備を最新のものに交換すれば、子どもや孫の代に家を受け継いでいくことも実現しやすくなるでしょう。
長く住むことを想定して作ったスケルトン・インフィル住宅は、構造躯体の耐久性が高いため、丈夫で地震にも強いのが特徴です。
「安全性の高い家」というのは、住む方にとって大きなメリットになります。
耐久性に優れた家を建てるにはそれなりに費用がかさみますが、子どもや孫の代まで長く住み続けることを考えれば、長い目で見て「ローコストの家」といえるのではないでしょうか。
まとめ
土地を購入するなら、スケルトン・インフィルと呼ばれる工法で家を建てることを検討してみるのがおすすめです。
ライフスタイルの変化に対応しやすく、長く安全に暮らせる家を手に入れられるのは、住む方にとって大変魅力的ではないでしょうか。
土地を購入し、戸建てを建てたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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